この記事では、オンラインカジノ必勝法の1つ「モンテカルロ法」について解説していきます。オンラインカジノ必勝法はマーチンゲール法やパーレー法が有名ですが、モンテカルロ法も数多くのカジノプレイヤーに使われてきた手法で、損失を回収しながら利益をコツコツ積み上げる堅実な方法として知られています。
一方で「モンテカルロ法はカジノで禁止」、「モンテカルロ法は勝てない」といった噂もあります。ここからはそれらの噂の検証を含め、モンテカルロ法の使い方と使用シミュレーション、メリット・デメリット、使う際の注意点について、モンテカルロ法についてわかりやすく解説していきます。
目次
モンテカルロ法とは
モンテカルロ法とは、ノートとペンを用いて最初に書いた3列の数字を元に賭け金をコントロールしながら損失回収と利益を狙う方法です。簡単な計算を毎回行うことになりますが、手順自体は簡単です。一方で「モナコのカジノを破産させた」とも囁かれるほどの効果から、多くのカジノプレイヤーから愛される方法です。
モンテカルロ法が使えるゲーム
モンテカルロ法が使えるゲームは2倍配当ゲーム、3倍配当ゲームです。2倍配当と3倍配当では少しだけ使い方が異なりますが、それについては後述します。
具体的にはこれらのゲームです。
特にモンテカルロ法の効果が発揮されやすいのは独立事象・3倍配当のゲームと言われています。バカラやブラックジャックは残りのカードによって結果に偏りが出るので、3倍配当のルーレットにおける賭けにはモンテカルロ法が特におすすめです。
モンテカルロ法禁止の噂
先でも少し触れましたが、モンテカルロ法はモナコにあるカジノをかつて破産させたともいわれる方法です。このことから「モンテカルロ法をカジノで使うのは禁止」という話も聞かれますが、これは事実なのでしょうか。
実際ランドカジノでは、そもそも「意図的にカジノに不利益を与える賭け方をする」ことが禁じられており、いわゆるオンラインカジノ必勝法はこれに含まれるといえるでしょう。この禁止事項に抵触すると金銭の没収や、出入り禁止などのペナルティが科されます。たとえこっそりモンテカルロ法を使おうとしても、相当な記憶力がなければノートとペンなしでモンテカルロ法を続けるのは厳しいので、実質モンテカルロ法をランドカジノで使うのは不可能です。
オンラインカジノであればノートとペンを使っていても運営側にその姿を見られることはありませんので、モンテカルロ法をオンラインカジノで使用することができます。
1つ気をつけておきたいのは、オンラインカジノによっては「必勝法などの利用を禁止する」といった文言が利用規約に存在することです。意図的にオンラインカジノ側が不利益を被る賭けを行っていることが知られた場合は何らかのペナルティが科される可能性があるので、先に規約をしっかりチェックして自己責任で利用してください。
モンテカルロ法の使い方とシミュレーション
モンテカルロ法について基本的な情報がわかったところで、ここからは使い方とシミュレーションを見ていきましょう。
モンテカルロ法の使い方
モンテカルロ法の使用手順は以下のようになります。
- ノートとペンを用意して、3つの数字を書き込む(1、2、3)
- 両端の数字を足す(1+3=4)
- 2で導いた数字を最初の賭け額としてベットする
- 負けたら、賭けた額を右に書き足す(1、2、3、4)
- 両端の数字を足す(1+4=5)
- 5で導いた数字を2回目の賭け額としてベットする
- 負けたら、賭けた額を右に書き足す(1、2、3、4、5)
負ける限りこの繰り返しです。勝ったら数列を両端から以下の分だけ消していきます。
- 2倍配当ゲーム:両端から1つずつ
- 3倍配当ゲーム:両端から2つずつ
残った数字が1つ、または全て消えた時点でセット終了になります。また、最初の数列は自分の予算状況やプレイスタイルに合わせて決めてください。2、4、6や4、8、12、ハイローラーなら10、20、30などでもよいでしょう。
それでは、モンテカルロ法の使い方をもっと理解するために以下でそれぞれシミュレーションを見てみましょう。
モンテカルロ法のシミュレーション(2倍配当ゲーム)
2倍配当のゲームにおいて、1単位を1ドルとして最初の数列を1、2、3とした時のシミュレーションです。
ラウンド | 数列 | 賭け額 | 勝敗 | 利益 | 累計損益 |
1 | 1,2,3 | $4 | 負け | 0 | -$4 |
2 | 1,2,3,4 | $5 | 負け | 0 | -$9 |
3 | 1,2,3,4,5 | $6 | 負け | 0 | -$15 |
4 | 1,2,3,4,5,6 | $7 | 勝ち | $14 | -$6 |
5 | 2,3,4,5 | $7 | 負け | 0 | -$13 |
6 | 2,3,4,5,7 | $9 | 勝ち | $18 | -$4 |
7 | 3,4,5 | $8 | 勝ち | $16 | +$4 |
ここでは計7回のベットを行い、4回目で勝ち、6・7回目で連勝したことで8回目には数字が1つしかなくなるのでセットが終了しています。4回目の勝ちの時点では損失が回収しきれていませんが、最後の練習で全ての損失を回収し、わずかながら利益を上げることができました。
モンテカルロ法では、連敗をすればするほど勝った時のリターンも大きくなります。
モンテカルロ法のシミュレーション(3倍配当ゲーム)
続いて、3倍配当のゲームにおいて1単位=1ドルとして最初の数列を10、20、30とした場合のシミュレーションです。
ラウンド | 数列 | 賭け額 | 勝敗 | 利益 | 累計損益 |
1 | 10,20,30 | $40 | 負け | -$40 | -$40 |
2 | 10,20,30,40 | $50 | 負け | -$50 | -$90 |
3 | 10,20,30,40,50 | $60 | 負け | -$60 | -$150 |
4 | 10,20,30,40,50,60 | $70 | 負け | -$70 | -$220 |
5 | 10,20,30,40,50,60,70 | $80 | 負け | -$80 | -$300 |
6 | 10,20,30,40,50,60,70,80 | $90 | 負け | -$90 | -$390 |
7 | 10,20,30,40,50,60,70,80,90 | $100 | 負け | -$100 | -$490 |
8 | 10,20,30,40,50,60,70,80,90,100 | $110 | 勝ち | $330 | -$270 |
9 | 30,40,50,60,70,80 | $110 | 勝ち | $330 | -$50 |
10 | 50,60,110 | $160 | 勝ち | $480 | +$270 |
ここでは計10回のベットでセットが終了しました。3倍配当のゲームなので、勝った際は両端から数字を2つずつ消していきます。
7回目まで連敗が続き、かなり損失が膨らみましたが8回目から連勝したことで一気に巻き返し、最終的には270ドル利益を出して終わることができました。
モンテカルロ法のメリットとデメリット
モンテカルロ法について基本も使い方もわかったところで、モンテカルロ法を利用するメリットとデメリットをともに紹介します。
メリット
モンテカルロ法のよいところはまず、バランスに優れた必勝法なので、大きなリスクを取らなくてもある程度のリターンを期待できるところです。
例えばマーチンゲール法では負けたら賭け額が2倍になっていくのでモンテカルロ法よりも連敗が続けば予算オーバー、またはベットリミット超過の恐れが高いです。しかしモンテカルロ法では、ベット額の上がり方が緩やかな一方で負けを取り返し利益も上げやすいことから、リスクとリターンのバランスが良いといえます。
また、モンテカルロ法は資金をコントロールすることでロジック的に利益を出す方法です。結果を予測して賭けを進めるわけではないので、ある程度の予算さえあれば誰でも実践できるのも嬉しい点です。
デメリット
一方でデメリットもあります。モンテカルロ法は連敗が続いて数字が増えていくと1セットが終わるまでにかなりの時間を要します。ちょっとした空き時間にプレイしたいという場合などには向いておらず、「モンテカルロ法で勝てない」と思う原因にもなります。
また、モンテカルロ法は計算と数字を書き足す・消す手間があるので上述したマーチンゲール法のように単純に賭け額を2倍にして賭けていくよりも面倒です。リスクとリターンのバランスが取れている分、少し手間がかかってしまうことも覚えておきましょう。
モンテカルロ法を使う時のポイント
ここまで読んでみて、モンテカルロ法を実際に使ってみたい!と思えたでしょうか?それでは実践する前に、きっちり頭に入れておきたいポイントをおさらいします。
長期戦になることを見据えて時間を確保する
デメリットで書いた通り、モンテカルロ法を実践する際は長期戦になることも視野に入れておきましょう。連敗することで次の勝ちで利益を狙うことができます。途中で強制終了となってしまわないよう、時間はもちろん予算も十分に確保して臨みましょう。
戦略的に賭ける
モンテカルロ法は賭け額のコントロールで利益を出しますが、だからといってランダムにベットしていればいつか勝てるというわけでもありません。ルーレットベットなら赤だけに賭ける、前回の色と同じものに賭ける、などルールを決めたり、統計的に確率の高い方を狙うなど戦略的にベットするようにしましょう。
損切りポイントを決めて守る
連敗すればするほど大きなリターンが狙えるモンテカルロ法ですが、あまりに連敗が続いてしまうとベット額上限に達してしまったり、そもそも損失回収ができなくなるケースもあります。必勝法とはいえプレイしているのはギャンブルです。いつか回収できると思い込みすぎずに、損切りポイントも事前に決めて強い気持ちで挑むようにしましょう。
モンテカルロ法は覚えておくと便利!練習してマスターしよう
いかがでしたか?モンテカルロ法はリスクとリターンのバランスがいい上に、様々なゲームで使えて1つ覚えておくと便利な必勝法です。使い方の基本だけでなく、メリット、デメリット、注意点をしっかり頭に入れて練習することでもっと効果的に使えるようになります。早速モンテカルロ法を取り入れて練習し、オンラインカジノ攻略を目指しましょう!
よくある質問
モンテカルロ法の欠点は何ですか?
モンテカルロ法の欠点は、長期戦になりやすいことと数字を書き足したり消していく手間があることです。
カジノのマーチンゲール法とは?
カジノのマーチンゲール法とは、負けたらベット額を2倍にしながら賭けていくカジノ必勝法です。